STORY
スポーツと関わる
新しい未来、はじまる。
- 職種:
- バス運転士
- 入社:
- 2024年
もうすぐ、大学生活最後の試合。
チームバスが、いつもの場所に到着する。
ルーティンではないけれど、
いつも決まった席に座っている。
試合会場が近づくにつれて気持ちは昂る。
「試合頑張って!」と、いつものドライバー。
そのなんでもない一言も励みになる。
僕は知っている。
そのとき、ドライバーはハンドルを強く握りしめている。
まるで自分も勝負に挑むように。
小学生の頃からずっとサッカーが好きだった。
プロには届かなかったけれど、
これからは選手たちを支える立場になりたい。
だから僕は、バスのドライバーになると決めた。
大好きなスポーツと関われるし、
毎日違う道を走り、違う人たち乗せて、違う場所へ行く。
観光地へ赴くこともある。毎日が新鮮で刺激もある。
「お疲れさま!」と、試合に勝っても負けても、
いつもと変わらない笑顔でドライバーが迎えてくれる。
僕は知っている。
疲れた選手たちが安心して眠れるように、
優しくブレーキを踏み、
カーブも丁寧に曲がっていることを。
これから僕は、スポーツする人を支えるドライバーになる。
これまでの「ありがとう」に応えるために、
みんなが安心できるドライバーになりたい。
選手に勇気を与えるドライバーになりたい。
僕のドライバー人生が、今、はじまる。
この道の先に、どんな未来が待っているのだろう。